規律ある暇人のトレード検証室

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出口戦略を「自動化」した話 - SplitEntryPanelの紹介

有料会員限定ツールを配布します

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KUROSATO
4月 07, 2026
∙ 有料

僕がトレードで一番悩んできたのは、エントリーではありませんでした。

(エントリーについては以下記事をご参照ください)

私のトレード手法 ― 4つのインジケーターとそこに至るまでの話

私のトレード手法 ― 4つのインジケーターとそこに至るまでの話

KUROSATO
·
Mar 9
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「どこで入るか」は、条件設定と検証を積み重ねれば、ある程度の答えにたどり着けます。時間はかかるけれど方法論は存在します。

でも「どこで出るか」は、もっと難しかった。

TP1に到達した瞬間、全部決済したくなります。 その後さらに伸びていくチャートを見るたびに、「あそこで粘っていれば」と後悔します。 逆に粘っていたら、いつのまにか含み益が消えて、結局損切りになる。

出口は、毎回こういう話の繰り返しでした。


分割利確を「ルール化」するのは、思ったより難しい

このSubstackでも何度か書いてきました。

僕の出口設計は、3段階の分割利確です。

  • TP1到達:50%決済。SLを建値と初期SL価格の中間点に移動

  • TP2到達:30%決済。SLを建値に移動

  • 残り20%:逆シグナルが出るまで引っ張る

理屈は単純です。でも、実際にこれを毎回手動でやろうとすると、想像以上に手間がかかります。

ポジションを3つに分けて発注する。それぞれにSLとTPを設定する。TP1が決済されたら、残り2つのSLを中間点(建値と初期SL価格の中間点)に移動する。これを、チャートを見ながら一人でこなしていく。

焦る。ミスが出る。結局「まあいいか」で一括決済してしまう。

規律が崩れるのは、意志の問題じゃありません。仕組みがないから崩れるのだと、ようやく気づきました。


だから、ツールを作りました

使っているトレードプラットフォームはcTraderです。カスタムインジケーターをC#で書けることを知ったとき、「これは作れるかもしれない」と思いました。

数日かかけて完成させたのが、SplitEntryPanelです。

チャート上に小さなパネルが表示されます。SL価格を入力して、BUYかSELLを押す。それだけで、僕の出口戦略どおりの3分割の発注が完了します。


このツールが何をするか、正直に書きます

機能を整理すると、以下の3つです。

1. SL価格から自動でロットを計算する

入力したSL価格と口座残高をもとに、リスク割合(デフォルト1%)に収まるロットを自動計算します。「今回のトレードは何ロットにすれば-1%に収まるか」をいちいち電卓で叩く必要がなくなります。

2. 3分割で同時発注する

計算されたロットを50%・30%・20%に分割し、それぞれTP1(1R)・TP2(2R)・TP3(3R)を設定して同時発注します。ボタンひとつで3つのポジションが開きます。

3. TP1決済後にSLを自動調整する

TP1が決済されたことを検知すると、残り2つのポジションのSLを「建値と初期SLの中間点」に自動で移動します。最悪の場合でも損失が半減する位置にSLが動く、という設計です。


なぜこの設計にしたか

1R・2R・3Rという等間隔のTPについて、補足しておきたいと思います。

これは「必ずここで伸びる」という予測ではありません。検証に耐えられる再現可能な出口の基準として選びました。

「なんとなくここまで伸びそう」
「抵抗線がある気がする」
そういう感覚的な出口は検証できません。1R・2R・3Rは検証できます。どのRで利確するのが自分の戦略に合っているか、過去データで確認できます。

出口を感覚に頼らないための、最低限の条件設定だと思っています。

TP1決済後のSL移動も同じ考え方です。「TP1が取れたなら、最低でも元本の半分は守る」というルールを、自動化しただけです。感情が入る余地をなくしました。


こういう方に使ってほしいです

  • cTraderを使っている

  • 分割利確をルール化したいのに毎回手動でやってミスが出る

  • 発注のたびにロット計算を手動でやっている

  • SL移動を忘れてせっかくの含み益を潰したことがある

このツールはそういう「仕組みの問題」を解決するためのものです。

逆に言えば、エントリーの判断はこのツールには関係ありません。「いつ入るか」は、自分の戦略と検証で決めます。このツールはあくまで「入ると決めた後」を担います。


ダウンロードはこちら

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対応プラットフォームは cTrader(PC版) のみです。このあとに記載したインストール手順に沿って設定してください。

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